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突然ですが日本人って「すみません」を使い過ぎだと思いませんか?
ここでいう「すみません」とはお詫びをする時や人に何かお願いする時に使う「すみません」ではありません。
感謝やお礼の意味をこめて使う場合の「すみません」のことです。以前からとても違和感を持っていたので、今回記事に取り上げることにしました。
人からものを貰ったら「すみません」、人に何か手伝ってもらったら「すみません」、おまけに客としてお店に来たのに第一声が「すみません」??
何かおかしくないでしょうか?
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目次
背景は日本人の特性
最大の要因としては日本人特有の謙遜や奥ゆかしさが挙げられると思います。
言葉の裏には「わたしみたいな者が」とか「そんなにしてもらって申し訳ない」という気持ちが含まれていることは容易に想像がつきます。
しかしこういった文化を持っているのは世界中どこを探しても日本人しかいません。
(この文化が良いか悪いかは別とします。)
文化の異なる外国人から見たら、このやりとりは到底理解できないと思います。
ちなみに辞書で「すみません」を英訳してみたところ…
・I’m sorry.
・I apologize for~
・Excuse me.
etc…
当然ながら“Thank you”の意味はありません。英語のみならずお隣の韓国や中国でも同じです。
ありがとうのススメ
ここまで読まれて「自己啓発とまったく関係ないだろ!」と思われた方がひょっとしたら居られるかもしれません。
いいえ、大ありです!
試しに「すみません」と10回繰り返し言ってみてください。
どんな気持ちになったでしょうか?晴れ晴れした気持ちになりましたか?
あるいはやる気がみなぎって今日も頑張ろうという気持ちになったでしょうか?
今度は「ありがとう」と10回繰り返し言ってみてください。
「すみません」を口にしたときと比べて気持ちに変化はありませんか?
まったく違ったのではないでしょうか。
「すみません」と言うことで自己肯定感は下がり、「ありがとう」と言うことで自己肯定感が上がったような感じはしませんか?
言われる側になって考えれば分かりやすいと思います。
「すみません」と言われるのと「ありがとう」と言われるのとではどちらが嬉しいでしょうか?
やっぱり「ありがとう」って言われた方が素直に受け取れるし、嬉しくないですか?
良かれと思ってしたことが「すみません」で返されたら、受け取りにくいのではないでしょうか。
「ありがとう」、「どういたしまして」という方がお互い気持ちが良いし、真のコミュニケーションであると思います。
英語でも“You are welcome.”という言葉がありますから。
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まとめ
言葉には言霊があるとよく言われます。
日常何げなく使う言葉によって感情が変わり、行動が変わり、コミュニケーションが変わり、環境が変わります。
そして人生さえも変わってしまいます。それだけ私たちの言葉は影響力を持っています。
前述したとおり「すみません」に「ありがとう」の意味はありません。
会社のみならずプライベートや家庭内において人間関係が何となくうまくいかないなと感じたら、普段使っている言葉を見直してみる必要があるかもしれません。
最後にまとめです。というよりわたしからの提言です。
「すみません」を使うのは謝罪やお願いをするときだけにして、感謝したりお礼を言ったりするときには「ありがとう」を使うようにしませんか?
最初は照れくさいかもしれませんが、言葉を変えるだけで人生が変わるならこれほど簡単な方法はありません。
ちょっとしたことですが言葉の選択は実に重要。「すみません」も「ありがとう」もたった5文字。
どちらを選ぶかはあなた次第です。